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学生によるキャンパスライフの紹介【生命科学科4年 山下研究室】

印刷用ページを表示する 2022年2月10日更新
私たちが在籍している、県立広島大学/庄原キャンパスは動物や自然と触れ合うことのできる緑豊かな地域に立地しています。地域の方々との交流も盛んで、地域でのスポーツ親善試合や農業ボランティアを行う部活、サークルもあり、大学生の四年間で様々な経験や縁を得ることができます。
 当大学では研究室の配属が3年時に決定します。そのため、私たちは大学3年生の時から研究に必要な勉強や実験の練習を行うことができました。4年生になった現在では、卒業論文に取りかかりながら後輩の指導も行っており、忙しくもありながら毎日が楽しく充実しています。
集合写真
R3年度の卒業論文の提出日。みんないっしょに提出しました!
山下研究室では生殖分野の研究をしています。卵胞発育過程において、卵巣では優勢卵胞(血管が入っている卵胞)のみが選抜され、卵子が成熟し排卵されます。一方で精巣では精子が絶えず作られています。しかし、これらのメカニズムの詳細は明らかとなっていません。そこで私たちの研究室ではマウスやブタを用いて卵胞選抜や卵子成熟、精子形成を誘導する因子を探索し、解析を行っています。先生や先輩方の指導を受けながら研究を行ってきましたが、3年生から得てきた知識、経験が卒業論文という形で身になっているのが実感できます。

 研究室配属後は一日の多くを研究室で過ごすため、学生同士で仲がよく、一生の付き合いとなる友達や先輩、後輩を手に入れることが出来ました。庄原キャンパス周辺は少し不便な場所ですが、春はお花見、夏はバーベキュー、秋は紅葉、冬はスキーが楽しめる自然豊かな場所です。この場所で友達との交流を深め、たくさんの思い出を作ることができました。卒業まであと少しですが、精一杯楽しみながら卒業論文に取り組みたいと考えています。