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【生命環境学科生命科学コース】研究室学生による3年生専門科目紹介(7)環境応用生物学

印刷用ページを表示する 2023年12月18日更新

 生物資源科学部では、多くの大学とは異なり3年4月から卒業論文(卒論)研究に取り組みます。3年生の間は卒論研究に取り組みながら一部の専門科目の講義も履修することになります。研究室での研究活動という究極的なアクティブラーニングを行いながら、専門科目を受講することで視野が広がり、取り組んでいる研究についての理解も深まっていきます。

 本連載では、研究室の学生に研究にかかわる専門科目について語っていただいています。

 第7回目は、第3クオーターで開講された「環境応用生物学」について金岡研究室の3年生に語ってもらいました。


環境応用生物学は、環境コースの有馬先生と生命コースの金岡先生の二人で、コースをまたいで開講されている講義です。

 前半の有馬先生の講義では、日常生活や産業?医療などに関わる?微生物?についてくわしく学ぶことができます。本学では、微生物学という講義も開講されており、より掘り下げた内容になっているため、2つの講義を受講すると理解が深まると思います。また、授業を聞くだけでなく微生物の有用性や微生物との共生について自分の意見を述べる機会が設けられています。小さな微生物には、私たちが想像もつかないような大きな可能性が秘められているということを強く感じることのできる講義でした。

 後半の金岡先生の講義では、植物を題材に突然変異や遺伝子組み換え、ゲノム編集といった専門的な技術やその歴史について学ぶことができます。

 私が所属する金岡先生の研究室(植物分子遺伝学)をはじめとする多くの研究室で、遺伝子組換えやゲノム編集は行われています。そのため、原理を正しく理解したいという人は受講すると、自身の研究活動に活かすことができるのではないかと思っています。

 

最終レポートでは、講義の内容の中から、一番印象に残ったテーマを選び、そのテーマについて調べて説明するとともに、自分ならそれをどのように応用?発展させるかを考えました。自分自身で、?授業の内容+α?調べることで理解が深まりました。

 

 

高校や2年次まで聞いたことのない、専門的なことが学べるため感心と驚きの連続でした。生命のもつ力や、研究者達が生み出した巧みな技術を知れるとても良い講義でした。

 

(金岡研究室 3年 家永優花)