学章の梅花のいわれは，好文木の故事に因んで勤学の志気を鼓舞せんとしたものだと言う。好文木とは梅の異名で，晋の武帝が文に親しめば開き，学を廃すれば開かなかったという故事による。
その上，梅の花が百花にさきがけて咲き，よく厳寒に耐え，その姿の清楚なこととその香り高いことは率先?堅忍?貞正?閑雅を表すものとされている。

広島農業短期大学と広島県立大学の学章です。

＜広島農業短期大学の学章の由来＞
第1年目の秋頃より「学章」を作ろうという要望が高まり、3種類の学章案の内、円型に稲穂とペンと鍬が組み込まれ、帯状にアルファベットでヒロシマと浮出されたものを学生が最も多く希望し、教授会でもそれを採用することに決定したのが第1回卒業式前であった。この学章の入ったバックルを卒業記念につくった学生もおり、第3回入学生から後援会費で入学時に全員に配布した。

＜広島県立大学の学章の由来＞
全体を構成する球形は，本学のモニュメントの一つである玄関前の噴水を表すとともに
地球を図案化したもので，広く世界に門戸を開き，国際化社会に対応するという
本学の建学の理念である「開かれた大学」を象徴するものである。
中央にHIROSHIMA PREFECTURAL UNIVERSITYの頭文字
HPUの文字を配置し，世界に大きくはばたくイメージを表現している。

広島県立保健福祉大学の学章です。

学章は，県立広島大学のイニシャルHと県木(花)の「もみじ」を，
県の色であるエンジ色で組み合わせた新鮮で力強いデザインにより，
県立広島大学の基本理念を表現しています。

ロゴマークは，県立3大学の学章のモチーフである
「梅の花，地球，フェニックスの翼」を広島の「ひ」の文字でデザインし，
地域社会や国際社会へとはばたき広がっていく姿を，
あざやかなブルーの色でイメージしています。