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2年生科目、食品資源科学実験7-15回目(全30回)について前回に引き続き、紹介します。前回は、化学実験が主でしたが、今回は、生物や統計の内容を中心に学生実験を行いました。イネやムギの穂の観察、野菜の芽生えの成長の測定と統計解析といった基礎的な実験にはじまり、実体顕微鏡を用いての昆虫の観察、光学顕微鏡下での植物の切片の観察も行いました。昆虫の個体数推定も行いました。また、社会科学の統計の利用についても学びました。これについては、総務省統計局「政府統計の総合窓口(e-Stat) 」や「地域経済分析システム(リーサス)」を実際に利用して必要なデータを取得し、それらを加工して見やすい資料を作るための実習を行いました。さらには、タンパク質の電気泳動や植物の培養のための無菌作業も行いました。