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【作業療法学科?作業療法学コース】 久野ゼミ

印刷用ページを表示する 2023年5月22日更新

久野真矢 (教授,作業療法士) 高次脳機能障害学

久野研究室

 久野ゼミの紹介をご覧頂きありがとうございます(^^) 久野ゼミでは作業療法実践に活かせることを基本的な視点として、作業を心理?認知的原因、QOL、環境といった様々な側面から相互作用や関連性を理解する研究を中心に行っています。

 2020久野ゼミメンバー 

スイーツが大好きな久野先生の元で一緒に楽しく学びましょう(^^)!

 

 

2024年度の取り組み

 2024年度は3名の学生が所属して研究活動を行っています。

 久野ゼミでは、人の心理?認知的特性(注意と気づき、セルフ?コンパッション、自己効力感、楽観主義など)と、作業機能(生活行為を適切にやり遂げている状態)や価値ある活動への参加状況(作業遂行)、作業的有能性といった作業療法の中核的概念の関連性や影響度を調べています。

 研究を進めていく中で、作業療法実践においてクライアントの心理?認知的特性を把握し、その人に合わせた関わり方や介入を行っていくことが必要だということを感じています。

 

卒業研究テーマ

2023(欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网5)年度

?セルフ?コンパッションと作業的有能性は関連があるのか

?作業機能障害とセルフ?コンパッションの関連:横断研究

?作業機能障害にマインドフルネス,楽観主義が及ぼす影響

​2022(欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网4)年度                              

?気づきと作業的有能性は関連があるのか

?作業に関する自己評価改訂版(Osa Ⅱ)と自尊感情の関連:横断研究

2021(欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网3)年度                  

?作業機能障害とLocus of controlの関連:横断研究                         

?Locus of control と作業遂行の間に関連はあるのか                 

?大学生のLocus of control と作業的有能性の関連 

2020(欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网2)年度                               

?作業機能障害と楽観主義,自己効力感の関連性研究

?自記式作業遂行指標(Sopi)に特性的自己効力感,楽観主義が及ぼす影響

?自尊感情は作業遂行,作業機能と関連があるのか  

2019(欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网元)年度                                                    

?価値ある活動への参加状況(作業遂行)と特性的自己効力感は関連があるのか

?楽観主義と価値ある活動への参加状況は関連があるのか

?楽観主義と作業機能障害は関連があるのか

?特性的自己効力感と作業機能障害の種類と評価(Caod)の関連

 

久野真矢の研究者情報

◆researchmap ↠ https://researchmap.jp/hisanpan

◆Websiteひさのラボ(久野真矢 研究室)↠ https://peraichi.com/landing_pages/view/hisano-lab/

 久野ラボQRコード 

◆外部資金

?科学研究費補助金 基盤研究C(一般)課題番号 19K111491 2019年度~2021年度「認知レベルと対応した認知症アクティビティケア?マトリクスの開発」研究代表者

◆研究論文

?Ihara M, ???, Hisano S: Human values assessment toward AI-based patient state prediction. Proceedings of the 11th International Conference on Human Interaction & Emerging Technologies (IHIET-AI 2024): Artificial Intelligence and Future Applications 120:482–490,2024.

?古賀昭彦,久野真矢,他:地域在住高齢者と作業療法学生が参加する作業に焦点をあてた遠隔交流プログラムの効果に対する予備的検討.作業療法ジャーナル57(12):1371-1378,2023.

?Hiraga Y, Hisano S, et al: Factors associated with early step count of patients after total knee arthroplasty: a prospective cohort study. The Philippine Journal of Allied Health Sciences 6(1): 23-31, 2022.

?徳永弘子,…,久野真矢:共創プロジェクト参画に対する介護サービス従事者の協力意欲の分析~介護施設とインターネットにおける心理負担調査の結果から~.ヒューマンインタフェース学会研究報告集24(4):15-20, 2022.

?徳永弘子,…,久野真矢:介護従事者が共創プロジェクトに対して抱く期待と不安の質的分析.ヒューマンインタフェースシンポジウム 2022時41分3-418,2022.

?徳永弘子,…,久野真矢:共創プロジェクト始動時における従事者の協力意欲調査.人間中心設計推進機構春季 Hcd 研究発表会11時45分-50,2022.

?Ihara M,…,Hisano S: A case study of motivating care workers for cooperation with a long-term co-creation project. Human Interaction and Emerging Technologies (Ihiet 2022) 68:84–91,2022.

?井原雅行,…,久野真矢:パンフレット改善ワークショップを用いた従業員のプロジェクト協力意識醸成と教育効果.人間中心設計18(2):8-16,2022.

?井原雅行,…,久野真矢:介護職員の現実と仮想を媒介するメディアとしてのデザインプロセス-多忙な現場職員のワークショップ体験に関する事例分析-.信学技報122(200):79-84,2022.

?Hiraga Y, Hisano S, Hara R, Nomiyama K, Hirakawa Y: Combining goal setting and achievement with occupational therapy to improve pain, psychological factors, and physical activity in patients after high tibial osteotomy: a non-randomized controlled study. Hong Kong Journal of Occupational Therapy34(1):1-7,2021.

?元廣 惇,久野真矢,他:地域課題解決型授業の教育効果〜Cbrプロジェクト前後比較での検討〜.作業療法40(1):126-132,2021.

?青山克実,久野真矢:統合失調症者の作業技能と認知機能障害~AmpsとBacs-Jを用いて~.作業療法ジャーナル55(3):305-312,2021.

?Hiraga Y, Hisano S, Nomiyama K, Hiraka Y: Activity-pacing and outcomes of total knee arthroplasty: A longitudinal study. Cogent Medicine 7(1):1769316,2020.

?Hiraga Y, Hisano S, Mizunoe A, Nomiyama K: The mediating effect of psychological factors on the relationship between pain intensity and wrist joint function: a longitudinal study with mediation analysis. Disability and Rehabilitation 10時1分-5,2019.

?Hiraga Y, Hisano S, Nomiyama K, Hirakawa Y: Effects of using activity diary for goal setting in occupational therapy on reducing pain and improving psychological and physical performance in patients after total knee arthroplasty: A non-randomised controlled study. Hong Kong Journal of Occupational Therapy 31(1): 53-61,2019.

?平賀勇貴,久野真矢,許山勝弘,平川善之:人工膝関節置換術後患者に対する『活動日記』を併用した作業療法実践の非ランダム化比較試験による検証.作業療法38(2) :178-186,2019.

◆学会発表

?久野真矢:認知レベルと対応したアクティビティケア?マトリクスの開発.第57回日本作業療法学会,2023年11月(沖縄県宜野湾市)

?Motohiro A, Hisano S, Nakada N, Aoki R, Fujii H: Educational Effectiveness of Remote-Controlled Fieldwork Classes; A Comparison with the Cbr Project:World Federation of Occupational Therapists(Wfot)International Congress and Exhibition in Paris 2022.

?井原雅行,村上宏樹,猿渡進平,竹下一樹,古賀昭彦,行平 崇,久野真矢:介護現場を対象とした共創プロジェクト推進における現場従業員との関係性構築.電子情報通信学会Hcgシンポジウム(Hcgsympo)2021年12月15日- 17日(オンライン)

?井原雅行,村上宏樹,猿渡進平,竹下一樹,古賀昭彦,行平 崇,久野真矢:共創プロジェクト着手時の小成功体験創出に関する従業員教育効果の分析.2021年度冬季Hcd研究発表会.2021年11月27日(オンライン)

?渡邊達人,久野真矢,高見由美:高次脳機能障害を持つクライエントに対する人間作業モデルに基づいた訪問作業療法の経験.第54回日本作業療法学会

◆社会活動

?理化学研究所 客員研究員(情報統合本部 先端データサイエンスプロジェクト データサイエンスデザインチーム)

?日本マインドフルネス研究センター 顧問

?日本作業療法士協会学術誌「作業療法」編集委員

?日本作業療法学会 演題審査委員