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森 大志 (教授,医師) 脳神経科学🌳🌳🌳
私たちが行う様々な運動が脳によってどのようにコントロールされているかを明らかにして、病気やケガで苦しんでおられる方のお役に立てるような研究を進めています。
「多いに遊び、多いに学ぶ」ことを大切にしています。メリハリのある学生生活を送ることは社会に出た後にもきっと有益な経験になると信じています。また、研究を行う上では頭で考えるだけでなく、実行し、失敗したなら何が問題かを考え、改善するというスタイルを実践しています。さらに実験から得られた結果を客観的に評価する力、それらに基づいた論理的思考を養うことも大切な目標です。
研究テーマは、学生一人一人と相談して決めていくので自分がしたいと思う研究をすることができます。実験は教員を含めたゼミメンバーで行います。
現在の取り組み
現在(2024年度)は4年生2名の学生が在籍し、ゲームやバーチャルリアリティーを使った卒業研究を進めています。学生が自分でチャレンジしてみたいと思って実施したこれまでのテーマは次の通りです。
過去5年間の卒業生の取り組み
年度 |
研究テーマ |
2024 |
共同作業への感情による親密度の影響(仮) バーチャルリアリティーと運動?精神活動(仮) |
2023 |
“作り笑い”と“感情からの笑い”が脳にもたらす効果 自己,他者から“褒められる”行為による自己肯定感への影響 |
2022 |
流涙によるリラックス効果 音楽視聴が作業効率に及ぼす影響についての検証 |
2021 |
睡眠姿勢による作業課題,バイタルサインの変化
動物動画視聴によるリラックス効果 温かい飲み物とリラックス効果~生理的反応と主観的評価~ |
2020 | 大学生と高齢者の主観的健康観の関連性について
欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网感染症が大学生の生活満足度に及ぼす影響 遂行困難な作業に対して「イメージする」ことが満足の獲得に及ぼす影響 |
大学院研究では、これまで主に「脳による運動機能発現に関する研究」を実施してきましたが,最近は「企業の健康経営に関する研究」も加わりました。いずれの研究も作業療法士,理学療法士として臨床場面で疑問に思われたことを実験的に検証しようとするものです。研究成果は国内外の学会や研究会で発表し,論文化しています.優秀研究賞や学会研究奨励賞を受賞した院生?共同研究者もいます。また親しい研究グループが集まって各地で研究会も行っています。写真は三原市の佐木島で行われた研究会の様子です。。
これまで「三原シティーカレッジ」で小中学生を対象とした「体を動かす筋肉について知ろう」や大人を対象として「排尿トラブルを理解する」を開催しています。子供達は自分の手足の様々な動きに応じて筋肉が活動する様子を「目」と「耳」で観察します。子供たちに身体への興味を持ってもらうきっかけになればと考えています。今後も学部教員や学生の協力を得て実施していく予定です。
森大志教授の研究業績は,研究者紹介(森大志)を参照ください。