2日間のプレ実習をおこないました
コミュニケーション障害学科2年次生が,成人領域についてのプレ実習(2日間)をおこないました。
プレ実習は3年次におこなう学内?学外臨床実習の準備としての実践的な演習です。
プレ実習では,実際の言語聴覚療法の臨床の流れをシミュレーションし,仮想カルテや言語検査などのビデオ教材から,必要な情報を読みとり,評価報告書を作成すること,評価に基づいて訓練計画を考え,発表するまでを実践します。
学生はこれまでに学んだ知識や技術を総合的に活用しながら,グループワークや積極的な意見交換をおこなっていました。
今年度は,オンラインで実施しました
学生からの感想
● インテーク面接から,評価報告書の作成,訓練計画の立案,訓練の観察まで,1人の患者さんについて一通り考えたのは今回が初めてだった。実際の臨床の流れを実感することができた。
● 訓練計画を立案する際は,患者さんのニーズを考慮すること,生活の中でのコミュニケーション能力が向上するような訓練内容を考えること,また,根拠を持って考えること(その訓練で何が期待できるか,なぜその方法で行うのか,など)が必要であると学んだ。
● 1人の患者さんをインテーク面接から訓練計画まで通して検討するのは初めてだった。検査結果(数値)のみから考えるのではなく,その人の生活を想定し,患者さんの全体像をみて検討することが重要だと学んだ。
● プレ実習を通して,臨床ではいろんなことを素早くおこなわなければならないのだと感じることができた。臨床では限られた時間内に考えをまとめる力も必要となるため,少しずつ練習をしておくことが大切だと思った。
● これまでは学習してきたことが点と点であったが,プレ実習で臨床の流れを一通り学ぶことができ,点と点が線になっていくように感じた。
2年次には,実際に対象児?者さんにお会いするための準備をします!
2年次には,このように,実際に対象児?者さんと,実習生として対面する前の実践的な準備を行います。
1年次?2年次の各障害系の講義?演習での学びを活かして,より実践的な学修を進めていきます。
どのようなことを学びすすめるのか,みてみましょう!
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