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生命科学科の菅裕准教授の研究室の4年生小林尚斗君が、11月1日、もののけミュージアムにおいて、訪れた観光客に向け、自作アプリのテストを行いました。
小林君は、三次市に伝わる妖怪伝説にもとづき、このアプリの中に妖怪を模した3Dアニメーションモデルを12体登場させました。観光客が妖怪を探して街を探索することで、地域の商店街に興味を持ってもらおうという狙いです。
アプリは多くの観光客の興味を引き、ミュージアムを訪れた観光客に、隣接する美しい商店街を知ってもらう機会を提供できました。ただ、実地でアプリを使用してみると、テストでは見つからなかった様々な問題点も浮かび上がってきたようです。小林君は、この貴重なデータを活かして残りの卒業研究期間で十分な改良を行い、アプリを完成させようと意気込んでいます。
庄原キャンパスでは、その研究力を活かし、より実社会に近い場所でその成果を問いたいという希望を持つ学生に対し、フィールド科学卒論という枠組みを提供しています。
この取り組みは、メディアなどでも報道されました。