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福永教授(植物遺伝資源学研究室)の論文が国際誌 Genetic Resources and Crop Evolutionのオンライン版に掲載されました。
Genotyping of the SiDREB2 gene in worldwide foxtail millet (Setaria
italica (L.) P. Beauv.) genetic resources with special attention to
Indian landraces. (インド在来品種に特に注目した、世界のアワ遺伝資源のSiDREB2遺伝子のジェノタイピング)
Suehiro, S., K.Ichitani, E. Domon, K.Fukunaga
Genetic Resources and Crop Evolution https://doi.org/10.1007/s10722-018-0645-2
アワは作物としても重要ですが、耐乾性に優れる雑穀類の中でも遺伝的にシンプルで近年、よく研究されています。本論文では、世界中のアワ588品種について、耐乾性に関係があるとされるSiDREB2遺伝子の多型の調査を行いました。他の遺伝子との多様度とも比較を行いました。福永研究室(植物遺伝資源学研究室)では遺伝資源がどういう遺伝子を持っているのかを調査しています。本研究は農業生物資源ジーンバンクや鹿児島大学農学部との共同研究です。