本文
生命環境学部生命科学科 藤田助教は,本年度から庄原市の委託事業により,庄原市に適したワイン用のブドウ品種について研究を進めています。この度,収穫したブドウから醸造したワインが完成しました。1月19日(金曜日)に白ワイン,26日(金曜日)に赤ワインの官能評価試験が行われました。
官能評価試験では,白ワインが6種類,赤ワインが5種類用意されました。はじめに,藤田助教と研究室の学生からワインの造り方について説明がありました。その後,参加者はワインのテイスティング方法について説明を受け,注がれたワインを手に,真剣な表情で評価に取り組んでいました。
また,26日(金曜日)には庄原市長にもご出席いただきました。テイスティング後は,ワインの香りや風味について活発な意見交換が行われました。藤田助教は「皆様からの貴重なご意見をまとめて品種選抜に役立てていきます。ご協力ありがとうございました。」とコメントしています。