2016年度のフィールド科学卒論を公開発表しました(平成29年1月31日、庄原市ふれあいセンターコパリホール)。
平成29年1月31日午後に備北バイオの里づくり協議会主催による備北バイオフォーラムの中で公開発表を行いました(庄原市ふれあいセンター )。地域の方々が100名以上集まってくださいました。地域にひらかれた大学として本学部では地域課題解決に役立てる人材教育をおこなっており、特にフィールド科学教育分野では、卒業研究をひろく一般市民の方々に向けた公開でおこなっています。
フィールド卒論発表に先立って、当大学の黒木英二教授から「地域ブランド推進に果たす消費者評価と価値提案の重要性 ~備北型プラットホーム創設に向けて~ 」のご講演を受けました。まさにフィールド科学卒論発表会にふさわしい講演で、この発表会がいいプラットホームになればという感じでした。
卒論発表で4年生は「地域への「愛着」の利用可能性」、「中山間地域における女性の起業とその展望」「安芸高田市産未利用食肉資源を利用した加工食品の開発に向けての研究取り組み」を口頭で紹介しました。
口頭発表では場内から貴重なご意見や激励のコメントを多数いただきました。
3年生は「地域特産広島菜漬の鮮度保持に関する研究」、「明治時代に導入されたサツマイモを利用した地域振興」についてポスターで中間発表しました。地域のいろいろな方々、学生や高校生の皆さんが熱心に聞き入り、発表者もだんだん熱がこもってきました。
大学や高校で試作や販売されている加工食品をいただきながらの歓談休憩。この後、県立農業技術大学校や庄原実業高校の発表も大学や地域との連携が伝わってくる内容でよかったと思います。フィールド科学教育研究センターも引き続き、地域に関わる研究支援を行っていきますので温かいご支援をよろしくお願いいたします。