2016年度のフィールド科学講義で庄原探訪 学生たちが結果発表
2016年度後期のフィールド科学講義では、学生に大学のある庄原市をもっとよく知ってもらう試みとして「庄原探訪」を加えました。11月9日に庄原市観光協会の熊本洋道さんに庄原市の魅力について講義していただき、学生の関心は高まりました。その後、下調べやグループ討議を行い、実際に関係する地に自らアポイントメントをとって探訪し、関係者の方からより深い話をお聞きしました。それを各グループでとりまとめ、12月14日に発表しました。人数が170名と多いため3会場に分かれました。ペレットボイラー、庄原焼き、かんぽの郷?県大コラボ商品、広島県総合技術研究所?畜産技術Cの七塚原記念館、文豪?倉田百三、庄原実業高校飼育の珍動物、JR庄原駅の再開発、庄原英学校の歴史???等もりだくさんでした。自分たちが知識を深めただけでなく、他のグループの場所や視点の異なる発表に目を輝かせていた学生が多くみられました。本課題はAp(アクティブラーニング)事業の助成を受け、ひまわりバス(庄原市内循環)乗車券の利用をさせていただきました。
庄原市観光協会の熊本さんの講演 学生たちの関心も高まる!
3会場に分かれて発表
以下、発表内容の一部です。盛りだくさんの内容で公表しきれません。
「フィールド科学」講義は、備北地域の自然、文化、環境保全や産業についての理解を図ること、また、地域の課題解決に向けて主体的に取組み、自らの得た知識や課題について必要な技法を用いて説明ができることを授業目標にしています。この科目は、本学部の特徴でもある地域に密着した人材育成を目指すフィールド科学教育分野の基幹の科目にもなっています。