環境系資格情報紹介
環境系にはいろいろな資格があります。
もちろん大学院まで進学し最終試験に合格すると修士号や博士号の学位資格がもらえます。自分の能力は自分で証明する時代です。
在学中の学生の皆さん、県立広島大学で環境科学に入学を考えておられる高校生の皆さんもキャリア形成にチャレンジしてみてください!
在学生の皆さんは、サポートしますので 質問があればいつでもご連絡ください。
下記にある教員の関係資格を参考に示します。
学生さんにすすめるために経験したものや自分が学生時代にとったものや、中には数年かけてとった難関もあります。
*難易度は個人的経験からの評価です。
(1)化学工学技士
「化学工学技士」は、化学工学に関連した専門的応用能力を必要とする化学技術に関係する業務(研究、開発、設計、検討?評価、計画、保守、運転、管理、建設、プロジェクト統括、情報処理)を行う技術者?研究者を化学工学会が認定する資格です(化学工学会HP)。
?難易度 ★★★★★ (難しいので最近基礎化学工学士の分類ができました。基礎は★★★)
(2)土木技術者資格
1級土木技術者(Professional Civil Engineer)
少なくとも1つの専門分野における高度な知識を有し、自己の判断で任務を遂行する能力(土木学会HP)。
?難易度 1級で★★★★ 写真では環境分野です。2級で★★★
(3)下水道検定
下水道の設計、工事の監督管理及び維持管理については、下水道法及び下水道法施行令により、学歴に応じた一定の下水道実務経験を有する者に行わせなければならず、事業を実施するにはこのような有資格者を確保する必要があります。技術検定は有資格者の早期確保などを目的に創設された制度で、合格した場合下水道法第22条の資格取得について必要とされる実務経験年数を短縮する特例が認められています(下水道協会HP)。
?難易度 ★★★(関連した講義が環境科学科にあります。) なお画像の処理施設のほうは学生時代にとった資格なので第1回となっています。
(4)ISO14001 内部環境監査委員
ISOの内部監査は、自社の社員など組織自身が行います。
内部監査では、マニュアルがISO規格の要求事項に適合しているか、運営管理などが作成したマニュアル通りに行われているか、マネジメントシステムが効果的に実施され維持されているかといったことをチェックします。
この内部監査を行うのがISO内部監査員です(お仕事+HPより)。
?難易度★
(5)環境測定士3級
測定分析の業務に携わりスキルアップを考えている方、環境に興味のある方は入門編である、この試験から資格取得をめざしてみません?
測定分析業界に就かれた方、環境分野、測定分析業界に就職を希望されている方、環境測定分析に興味のある方が、「今?受験できる資格試験」です(日本環境分析協会)。
多くの先輩が合格しています。最近は団体受験で学校で受けることができるようになりました。
?難易度★★~★★★
(6)Eco検定
今日は、eco検定のメリットを3つ挙げてみました。
?メリット1:大手企業が推進している資格です、と言える
?メリット2:環境問題について幅広く学べる
?メリット3:環境関連のニュースが分かる
まとめますと、就職?転職における自己アピールのきっかけとなり、環境問題について広い視野を持つことができ、情報収集がラクになるというメリットがあるとなるでしょうか(HP eco検定独学合格マニュアルより)。
?難易度(★★) 庄原市商工会議所で受けられます。また、環境科学概論(1年生前期)でサポートしています。
(7)学位
大学院に進学し前期課程を修了し最終試験に合格すると 修士(○○)
後期課程を修了し最終試験に合格すると 博士(○○)
を取得することができます。
環境科学科