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海外留学体験談【短期海外研修】

印刷用ページを表示する 2023年12月5日更新

カンタベリー大学(ニュージーランド)

 
参加学生氏名 森 心優さん
所属 保健福祉学部保健福祉学科理学療法学コース
留学年次 1年次
期間 欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网5(2023)年8月18日~9月17日

 

 私はこの留学でたくさんのことを学んだ。

 まず、英語をたくさん学んだ。現地ではほとんど英語だけの環境だったので、特にリスニングとスピーキングを伸ばすことが出来たと思う。リスニングについては、様々な国の人と話すことで、難しかったけれど様々なアクセントの違いも体感できた。もちろんリスニングとスピーキングだけではなく、語学学校ではたくさんの語彙やリーディング、ライティングも勉強した。またカンタベリー大学の学生から、実際に使われているスラングなどもたくさん教えてもらった。これらは、現地でないとなかなか学ぶのが難しいと思うので、とても良い経験になったと思う。

 次に、勇気を持つことと行動力の大切さを学んだ。私は今まで、成功するかどうか確信が持てるまでは行動を起こしてこなかったのだが、今回の留学で行動を起こした結果、予想以上の経験ができた。具体的には、研修初日に参加させていただいたカンタベリー大学の日本語を学んでいる学生との交流会で出会った人たちとまた会いたいと思い、その授業がいつどこで行われるのかをインターネットで調べて、大学の職員の方にも尋ねながら彼らに会いに行くことが出来た。最初に連絡先を誰も交換していなかったため、もう会うことはできないと思っていたので、それだけでも本当に嬉しかった。さらに、その場で授業に参加させていただけることになり、広島で開催されるイベントに送るためのハミングの動画を一緒に作ることが出来た。また、もう少し勇気を出して3人の学生とSNSを交換してもらい、そのうちの1人の学生とはSNSを通じて連絡を取り、後日一緒に散歩をして写真を撮ることもできた。この時もし行動を起こしていなかったら、彼らとは一回きりで疎遠になっていたかもしれないと思うと、少しの勇気と行動力は本当に大きな意味を持っているのだと学んだ。

 最後に、文化と言葉の解釈の違いを知ることの大切さを学んだ。CCELには、様々な国から来た学生がいて、授業の中でもあるトピックについてそれぞれの国ではどうかということを頻繁に紹介しあっていた。彼らの話を聞くと、お金や政治、環境、男女平等、挨拶の種類など、アジアの国の間でもかなり違いがあり、私は今までものすごく狭い世界で生きていたのだと改めて考えさせられた。また、日本語の発音で「きれい」という単語は、タイの人が聞くと「醜い」という意味になってしまうなど、言語が違うことで様々な誤解が生まれそうだと感じることもあった。加えて、英語でもフレーズの持つニュアンスを正しく理解していなかったことでホストマザーに誤解を与えてしまったこともあった。そのため、英語もただ日本語に訳して意味を理解するのではなく、現地の人が言葉から感じ取るニュアンスに注意して勉強する必要があると思った。

 以上のように、今回の留学でたくさん学びを得ることが出来た。ここで学んだことを忘れずに、今後の人生に活かしていきたい。

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