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参加学生氏名 | 小屋敷 翠さん |
所属 | 人間文化学部国際文化学科 |
留学年次 | 4年次 |
期間 | 欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网3(2021)年8月23日~欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网4(2022)年5月6日 |
2021年9月に日本を発ってから2022年の5月まで,およそ8か月間のオースティン?ピー州立大学での留学生活が終わりました。初めて県立広島大学からアメリカのオースティン?ピー州立大学に行く学生として,少しプレッシャーや不安もありましたが,コロナ禍という厳しい環境の中,国際センターの人やAPSUの国際部の先生方,家族の支えで無事に留学生活を充実することができました。
私は二学期間の留学プログラムであったので,最初の一学期を振り返るととても大変であったなと感じます。一番印象に残っているのが,アメリカでの授業です。本学の学生と同じ授業をとっているため学習内容も留学生にとっては理解することがやっとであり,とても大変であったのですが,私が学んだことはしっかりとそのクラスの教授や学生に自分が分からないことをきくことが大切であるということです。授業が終わった際に質問などをすることで,授業発言が出来なくても先生にちゃんと授業に参加しているという態度を示すか示さないかで大きく変わります。また,試験においても分からない単語があるため,辞書を使用していいかきくことや,相談してオンラインで試験を受けさせてくれる先生もいるため,留学生は積極的に先生とコミュニケーションをとる必要があると感じました。また,スピーキング能力はやはりまだまだであったため,最終レポートや毎週の課題をしっかりとやることで単位を貰えると実感しました。私が一番取って面白いなと思った授業はSocial Problemという授業で,アメリカで起きている薬物や人種差別,売春などの問題を扱うもので,アメリカ社会を理解して,また日本と比較することで異文化の理解にも繋がるクラスだったので自分の視野を広げることができるとてもいい授業であったと思います。
また,二学期を振り返ると,一学期で学んだことを生かして,グループディスカッションを通してクラスでプレゼンすることができるなど少し成長することができました。私が取ったMass Mediaの授業では,アメリカで起きた出来事(BLMなど)メディアがどのように影響しているのか,アメリカのメディアカルチャーを学びながら,学生同士でグループディスカッションをするなど自分の考えを英語で相手に伝える機会が多くなり,とても充実した学習内容であったなと思います。私がすべての留学を通して学んだことは,やはり自分の意見をしっかり伝えることで,自分のアイデンティティや存在意義を相手に示せるのだと感じました。最初のころは,英語を話すことが怖くて自分の意見や考えを言うことが難しく,普段のディスカッションにおいても意見を求められることは少なかったのですが,アメリカ生活を過ごしていくうちに段々と自分はこうしたほうがいいとか,自分のアイディアを相手にシェアすることができるようになり,皆の会話に入っていくことができるようになりました。また,アメリカならではの多様な価値観を大学でも色んな人と交流することで気づくことができたので,私の将来においてもより海外というグローバルな世界で働きたいなという気持ちが強くなりました。帰国後においては,自分が,どのくらい英語が向上できたのかTOEICを通して確認して,まだまだ英語を学びたい,異文化を理解したいというモチベーションを維持しながらまた勉学に励みたいなと考えています。アメリカで過ごすことで,自分の英語スキルや積極性,多様な考えを広げることができたので自分にとって貴重な留学生活であったなと思います。