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生物資源科学部では、卒業論文のための研究は3年生前期から始まり、大学生活4年間後半を研究の割くことができます。3年生学生は、これまでの講義や学生実験?実習などだけでなく、研究室で実際に今進行中の研究にふれ参加することができます。
生命科学コースの植物分野には、穀物の遺伝学?育種学が専門の福永教授に加え、植物の生殖科学?分子遺伝学などが専門の金岡教授が昨年10月から新しく加わりました。また、さらに金岡研究室には、ウキクサを用いて時計遺伝子の研究をしている磯田珠奈子博士がスタッフとして4月より加わりました。
4月19日の応用生命科学実験の枠を利用して、2研究室合同のセミナーを行いました。金岡教授が「植物の受精研究」、磯田博士が「ウキクサの時計と花成の研究」、福永教授が「栽培植物の進化:栽培化と多様化をめぐる遺伝子解析」というタイトルで自分の研究について概説しました。
研究室の学生にとっても実際の研究とはどういうものなのか、研究室で手を動かし始めたところであらためて理解できる機会となったと思います。また、研究室の共同研究の可能性も見えてきました。
研究室学生からも、研究をする刺激になった、や、ウキクサの動画がよかった、などの感想が聞けました。
コロナ禍でしばらくできなかった、セミナー後の懇親会も行いました。外部からゲストを呼んでのセミナーなども今後行う予定です。生命科学コースでは優れた研究を通じての理系人材の育成を目指しています。
上から、金岡教授、磯田博士、福永教授のプレゼンテーション
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