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庄原キャンパスでは大学院生だけでなく学部学生も学会で成果を発表することがしばしばあります。卒業論文が2年間ありますのでよい成果が出ると、学会の支部会のみならず全国大会でも発表します。
今回は、金岡研の学生(新4年生)が3月17日に横浜国立大学で開催された日本生態学会でオンライン発表したので、報告を書いていただきました。
学会発表体験記
学部3年 高橋伽乃
3月16日~3月21日に横浜国立大学で行われた第71回日本生態学会で発表しました。3月16?17日はオンラインで行われ、私は17日に「ウキクサミズゾウムシの食性嗜好に基づくウキクサの選択性」というテーマで口頭発表をしました。初めての学会発表で、研究室内での発表とは異なる雰囲気であり、とても緊張しました。ウキクサミズゾウムシは研究対象としている人が少ないため、発表資料にはウキクサミズゾウムシの動画や写真を使用し、生態について詳しく話すよう工夫しました。その結果ウキクサミズゾウムシの動画に対してかわいいという感想をいただくなど、多くの方にウキクサミズゾウムシに対して興味をもっていただき非常にうれしかったです。
また、発表に対する様々な質問を受け、新たな実験に活かせそうなアドバイスや示唆に富んだコメントをいただきました。今後の研究や実験の参考になるだけでなく、私の研究に興味をもっていただけたと感じうれしかったです。
3年生のうちに生態学会で発表できたことは、私にとって非常に有意義で充実した経験となりました。
学びの場は大学ばかりではありません。研究室に入り成果を出していくとこのような学会などで発表するチャンスもあります。他大学?機関の人たちとデータについてディスカッションしたり、先端的な研究にふれるまたとない機会です。これまでの多くの研究室の学生が学会発表などを行っています。