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卒業生たちが社会でどのように活躍しているかを紹介する "【生命環境学科生命科学コース】卒業生の声"、8月までで28人もの卒業生に書いていただきました。9月に入ってからも、奥研究室、山下研究室(3),(4)と紹介しています。
今回は、松崎研究室の卒業生で、食品会社である株式会社 蓬莱に勤務されている伊東伶香さんです。
伊東伶香さん(兵庫県立北須磨高等学校卒 2022年生命環境学部生命科学科卒業)
Q.今はどういうお仕事をされていますか
株式会社蓬莱という地元関西で展開しているフードサービス業の会社で営業職に就いています。仕事内容としては駅や百貨店に入っている店舗に配属されて商品の実演販売を行っています。毎日ライブパフォーマンスを行っている為お客様に見られているという良い緊張感を持ちながら業務に励んでいます。
Q.庄原キャンパスでの学生時代はどういうふうに過ごされていましたか?
勉学はもちろん、サークルやアルバイトに打ち込んでいました。活動的なサークルだったこととアルバイトも頻繁にシフトに入っていたので忙しい日々でしたが友達や先輩後輩とも仲が良く楽しく過ごしていました。
研究室に配属されてからは人数が少ない研究室だったので1人でいる時間が大半になりました。しかし、先生や先輩、後輩と話す機会が増えたことで研究室内に同級生こそ居ませんでしたがとても刺激を得ることができました。
Q.庄原キャンパスで学んだことは今のお仕事などにどのようにいかせていますか?
私が就いた仕事は研究してきた分野とは異なる食品業界、そして理系とはかけ離れた営業職なので知識や技術が直接いかされることはありません。しかし、実験結果が出ない時に原因を考え改善し根気強く取り組む力は今のスピード感と丁寧さが求められる現場仕事でも「効率よく一つ一つの業務に取り組むにはどうしたらいいか」を考える上でいかせていると感じています。また、ラボミーティングでの論文紹介や卒論発表を通して得た簡潔に要点を伝えることもいかせていると感じています。
Q.他の都道府県から庄原キャンパスに来られていかがですか?広島から離れて広島への思いは?
地元が比較的都会だった為最初は田舎の環境に慣れるまで時間がかかると思っていました。しかしほとんどの学生が一人暮らし、近所に住んでいる環境だったので親睦を深めやすく過ごしやすい場所だと思います。広島を離れてからは大学の友達と定期的に連絡はとっていますがすぐに会える距離ではないので寂しく感じることも多いです。一番友達と過ごす時間が長かったので個人的には一番青春していた場所だったと感じています。
Q.最後に何かひとこと
大学時代はおそらく人生の中で一番自由でいろんなことができる時間だと思います。卒業した今「大学生の時にもっと○○しておけばよかった」と少し後悔することが私自身ありました。勉強でも遊びでもバイトでも何か自分のなかで得られるものがあると思うので社会人になる前にやりたいこと、挑戦してみたいことがあるならとことん取り組んで充実した大学生活を送ってください。
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