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国際文化学科長メッセージ
「文化」という視点から,幸せをつかむ鍵を探し出してください
国際文化学科長 鈴木 康之
みなさんが大学に進学する目的は何でしょうか。おそらく,目的や志は人それぞれだと思います。しかし,その背後にあるのは,みなさん一人一人が幸せになりたい,さらには,家族をはじめとするみなさんのまわりにいる人々を幸せにしたいという願いではないでしょうか。
大学では,そうしたみなさんの願いにできる限り応えていきたいと思っています。ただ,人によって幸せの形はさまざまですから,大学が画一的にみなさんに与えられるようなものではありません。結局は,みなさん一人一人が幸せとは何なのかを問いかけ,その実現を目指していくことが必要になってきます。つまり,幸せをつかむ鍵は,みなさん一人一人の心のなかにあるのです。
国際文化学科では,私たちの心に深く関与する「文化」についての学びを深めることにより,私たち一人一人が幸せに暮らすために具体的に行動できる人となることを目指します。学科の授業では,主専攻?副専攻という2つの体系的なプログラムを用意しています。まず主専攻プログラムでは「英米」「日本」「東アジア」という地域を視点に,それぞれの地域でどのような文化が育まれてきたのかを学びます。さらに,地域を越えた文化や人間のあり方を学びたい場合には,「人間理解?国際理解」「比較文化」「比較言語」という副専攻プログラムを選択することができます。
人間とは何か,人間が創造した文化とは何かを問い続け,それが人々の幸せにどのように結びついていくのかを考え,行動していく,そうした国際文化学科での学びを通して,みなさん一人一人の幸せの鍵を探し出してください。