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【健康科学科】学生が戦国期毛利氏の饗応食を再現し,写真撮影を行いました!

 健康科学科および修士課程人間文化学専攻の学生が,123日(火曜日)に戦国期毛利氏の饗応食を再現し,写真撮影を行いました。

 健康科学科および大学院の学生から構成される「毛利食再現プロジェクトチーム」は,昨年度より『元就公山口御下向の節饗応次第(以下,饗応次第)』を典拠史料として,戦国期毛利氏の饗応食の再現に取り組んでいます。『饗応次第』には,6回の饗応献立が記されており,今年度は6回すべての饗応献立の再現を通して,料理の提供順序や器の規則性の解明を行っています。

 123日の写真撮影は,学生15名が戦国期の饗応食を再現し,折敷や土器(かわらけ)へ盛り付けるとともに,ホテルグランヴィア広島総料理長柏木健一氏,日本料理“瀬戸内”刀根義人氏に,現在の饗応食としての美しい盛り付けを教えていただきました。写真撮影は松原知子氏(広島県栄養士会顧問)にお引き受けいただきました。メディア取材もあり,楽しく賑やかな饗応食再現?写真撮影の貴重な機会となりました(中国放送12月3日 News6,産経新聞12月16日朝刊)。

 戦国期毛利氏の饗応食からは,日本の伝統的な食文化や食に関わる歴史を感じることができます。500年前の人々と現在の私たちの食意識は多くの点で共通しています。教育分野,観光分野で広く活用されるよう,撮影した写真を基にレシピ本を作成し,食の奥行きを伝えたいと考えています。「毛利食再現プロジェクトチーム」は,今回撮影した写真を基に,教育分野?観光分野で広く活用できるようなレシピ本を作成し,食の奥行きを伝えるべく引き続き頑張ってまいります

 ご協力いただいた三原市,安芸高田市,北広島町の皆さま,JR西日本,ホテルグランヴィア広島の皆さま,ありがとうございました。

ご協力くださった皆様と記念写真  再現された饗応職

枝宮八幡神社(北広島町)の手拭いで記念撮影  戦国期の饗応食としての再現(調理?盛り付け:学生)

 

現代風の盛り付けに1  現代風の盛り付けに2

現在のおもてなし料理として(盛り付け:ホテルグランヴィア広島 柏木健一氏,刀根義人氏)