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海外留学体験談 【長期留学】

ハワイ大学ヒロ校(アメリカ)

参加学生氏名保田 侑希
所属人間文化学部 国際文化学科
留学年次2年次
期間

2012年8月~12月 (約5ヶ月)

ハワイ大学ヒロ校  大学では、英語を第二言語とする学生のためのスピーキングとリーディングの授業、ハワイの文化や言語を学ぶHawaiianOhana Hawaiian Language in Action、そしてフェミニズムなどについて学ぶGenderWomen’s Studiesという5つの授業を履修しました。スピーキング、リーディングの授業では、アメリカで学際的な授業を受けるために必要なディスカッション力や教科書のリーディング力を身につけることができました。Hawaiian ‘OhanaHawaiian Language in Actionでは、教授による講義だけでなくグループでのディスカッションやプレゼンテーションを通して、楽しくハワイの文化を学ぶことができました。また、GenderWomen’s Studiesでは、現代社会、とりわけアメリカ社会における女性の立場や男女の違いなどについて学修するとともに、日本とアメリカの社会の男女に関する認識の違いについて理解を深めることができました。当初私は,ネイティブスピーカーの学生とともに英語で授業を受けることに対して、最初はとても不安でした。実際、日本とは全く異なる授業形式や聞き取れない英語の講義、そして課される予習や課題の多さにとても苦労しました。しかし、周りの熱心な留学生やネイティブスピーカーの学生たちに刺激を受け、地道に努力していくうちに徐々に授業に慣れていき、楽しんで授業を受けることさえできるようになりました。そして、1学期間授業を受けていく中で、自らのリスニング力やリーディング力やスピーキング力の向上は、授業の理解度や充実度の向上とともに身をもって感じることができました。

 授業外でも、多くのことを経験し学ぶことができました。ハワイ大学ヒロ校にはアジアの国々をはじめ、世界各国から多くの人々が留学生として入学しており、ハワイやアメリカ出身の人々だけでなく、さまざまな国の人々と交流することができます。休日には、彼らとともに海や火山などを訪れ、ハワイの美しい自然を肌で感じました。日本では目にすることができない豊かな自然の風景は、一生忘れることはできません。さらに、さまざまな国の人々との交流を通して、アメリカをはじめとする様々な国の文化や価値観を知ることができ、他国の視点で日本という国を見つめる機会を持つこともできました。彼らとの交流では、もちろん母国語ではなく英語がコミュニケーションの手段であったため、意思伝達することの難しさを感じることもありましたが、他国の人々とコミュニケーションをとることができる喜びや楽しさをより感じることができました。

  最後に、この留学を通して、私は今までとは異なる視点から多くの物事を見ることができるようになりました。この貴重な経験を生かして、これからの大学生活において更なる英語力向上とともに、視野を広げながら多くのことを学んでいきたいと思います。