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アーティチョークの花

印刷用ページを表示する 2016年7月19日更新

フィールド科学教育研究センターの研究圃場でアーティチョークの花が咲いています。

 センターの研究圃場の一角にアーティチョークの大形の花が咲いています。アザミに似た花で草丈は2メートル以上に成長しています。
 アーティチョーク(和名:チョウセンアザミ)は、キク科チョウセンアザミ属の多年草植物(学名 Cynara scolymus)です。地中海沿岸地方が原産地で日本には観賞用として栽培されていますが、欧米ではこの花のつぼみを食用としています。とてもポピュラーな野菜でつぼみを茹でて萼状の総苞片を剥ぎ、その基部や花托部分を食べます。デンプン質に富み甘みがあります。シナリンという物質を含み、これが舌の甘み受容体を麻痺させるため、アーティチョークを食べた後に食べるものを何でも甘く感じさせる作用があります。また、血中コレステロール値や中性脂肪値を下げる効果もあることが報告されています。
 夏の間、咲き続けます。センターにお立ち寄りの際は、是非ご覧下さい。
アーティチョークの株
アーティチョークの花