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研究代表者 | 学部?学科 | 人間文化学部 健康科学科 |
職位 | 教授 | |
氏名 | 杉山 寿美 | |
課題提案者 | 広島県教育委員会事務局 教育部 豊かな心育成課 | |
研究課題名 | 広島県の小中学校における「食に関する実態調査」等のデータ解析 | |
研究の概要 | 本研究は,広島県教育委員会が実施する「広島県『食に関する実態調査』」ならびに「栄養教諭?学校栄養職員による『食に関する指導』実績調査」について,調査項目設定に対する検討,同調査の集計?解析により,1.児童生徒?保護者の「食」の詳細把握,2.栄養教諭の指導効果(児童生徒,保護者等の「食」の実態との関係)の検証を行うものである。加えて,食行動は栄養的知識のみでは必ずしも変容しないことから,2つの調査の同時解析を通して,適切な食生活の形成に児童生徒に食に関するどのような資質?能力を身に付けさせることが食行動の変容に効果的か,保護者に対してどのような働きかけが有効か,についても具体的に示すことを目的とする。 |
本研究の集計?解析の対象である調査は,広島県教育委員会が7月および11月に実施しているものであり,故に,10月までの活動は,7月に実施された「広島県『食に関する実態調査』」の集計?解析を終え,11月に実施される調査の集計?解析と各調査データの同時解析に備えて体制を整えているところです。集計はナンバリング?匿名化を行った調査用紙について,データの保護?管理に関する基礎的知識?技術を修得し学生に研究室内の専用のコンピュータによって慎重に行わせており,解析は健康科学科に所属する教員と大学院生が行っています。栄養教諭の教育効果を的確に捉えることは,「食」が極めて日常的な営みであり,かつ家庭環境の影響を強く受けることから,他の教育領域に比較して極めて困難です。本研究が,栄養教諭の教育効果を学術的に示すことで,広島県の食育推進に貢献したいと考えています。
データの保護?管理に関する基礎的知識?技術を修得した学生による慎重な集計作業の様子
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