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研究代表者 | 学部?学科 | 保健福祉学部 人間福祉学科 |
職位 | 講師 | |
氏名 | 吉田 倫子 | |
課題提案者 | 西大田地区振興会協議会 | |
研究課題名 | 新四国八十八箇所巡拝案内図(西大田地区)の再興と、それを活用した地域づくり | |
研究の概要 | 昭和初期に地元有志の方々で安置された石像群とその案内チラシ「新四国八十八箇所巡拝案内図」を活用して、地域住民の方々の健康づくりや絆づくり、世羅町の新たな観光スポットとして役立てる方法を検討します。平成28年度は西大田地区にある88の石像の現状を把握する調査を行いました。今年度は、「新四国八十八箇所」を巡る散策ルートの開発を行い、新たなガイドマップを作成します。 |
平成28年度に88か所すべての石像の調査を行いました。石像には、地区名、寄贈者の名前、そして巡拝の番号が彫られていました。また、石像は、高さ40cm弱の弘法大師像がほとんどですが、釈迦像、不動尊像などもありました。中には、西大田地区を離れ、今高野山龍華寺に寄贈されたものも発見されました。
今年度は、これらの石像群を活用していくために、散策ルートの開発を行っています。9自治区の内、モデル地区を選定し、散策マップを作成します。モデル地区では、住民の方々に集まっていただき、小さなころの生活やお寺での祭りの様子など地域にまつわるお話を伺いました。その後、学生と一緒になって、散策ルートを歩いて検討しました。また、地域の中の美しい風景ポイントなども確認しました。
今後は、これらの情報を整理して、散策マップを作成していきます。
10月20日と21日に西大田ふれあい祭りで昨年度の調査結果について展示を行いました。
「新四国八十八箇所巡拝」マップのための地域資源を発掘するために住民の方を対象にワークショップを行いました。
モデルルート開発のため、実際に住民の方と歩いてルートの点検を行いました。
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