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2022年9月10日(土)に県立広島大学広島キャンパスで公開講座「応用情報学連続講座―情報学で何ができるのか―」第2回講義を行いました。第2回は地域産業コース情報学分野の肖業貴教授が,「デジタル画像処理の基礎と生体認証への応用」のテーマで講義を行いました。この講義ではデジタル画像の形成,幾何学処理,空間フィルタリング,静止画?動画の圧縮等について基本画像処理技術を紹介したうえで,現在進行中の先端的画像処理技術について簡単に解説しました。また,生体認証(指紋,顔,虹彩)への応用としてその役割や重要性等についても解説しました。さらに肖研究室で行っている先端研究も一部紹介しました。
第2回講義の様子
続いて2022年9月17日(土)に第3回講義を行いました。講師は地域産業コース情報学分野の重丸伸二准教授で,「高校数学でわかる制御理論」というテーマで講義を行いました。この講義では,高校で習う数学や物理の法則を用いて制御モデル(状態空間表現)を導出したり,システムの安定性や,制御則によってシステムが安定化できることを確認しました。また,最適制御やロバスト制御の考え方なども説明しました。最後に,最近の研究テーマを紹介しました。授業終了後には,いくつか質問もあり,授業の内容以外にも地域産業コースのカリキュラムに関する質問もいただきました。
第3回講義の様子
第3回授業終了後の質疑応答