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2022年9月3日(土)から県立広島大学広島キャンパスで公開講座「応用情報学連続講座―情報学で何ができるのか―」が始まりました。この講座では,高校生を対象に地域産業コース情報学分野の教員が,各専門分野の基礎や最近の話題をテーマに4回にわたって講義を行います。第1回講義では陳金輝准教授が,「認識,理解,創造:AI君が忙しいのだ」のテーマで講義を行いました。
この講義では身に近い事例で人工知能(AI)技術の概念を紹介しました。ディープラーニングを始めとしたAI技術が,「知識」をデータからどのように学習して,活かすのか,その能力でどのようにものを認識したり,状況を理解したり,存在しないものをつくり出したりするかについて解説しました。また,人工知能分野における最新の研究動向や,実社会課題を解決するための応用事例を交えて,AIの得意な作業,AIのボトルネック等について紹介しました。