地域文化コース3年生7名が5月14日(火曜日),広島県呉市の広商店街で現地調査を行いました。この調査は,呉市役所からの提案を受けて和田教授が実施する欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网6年度県立広島大学重点研究(地域課題解決研究)「まちの『かいわい』づくりの研究-呉市広商店街を事例として-」の一環として実施したもので,午前に土地利用調査を,午後に聞き取り調査を行いました。
午前に行った土地利用調査は,教員1名と学生7名が2名ずつの4班に分かれて広商店街とその周辺をくまなく歩き,それぞれの建物の利用用途(小売業,飲食業,住宅など)を調べました。調査を通じて,文献やインターネット資料では得られない情報と実感を多数得ることができました。
午後の聞き取り調査は,広商店街のまちづくり拠点として整備された「ひろまちギャラリーReplace」で行いました。午後1時から広商店街振興組合,午後2時から広まちづくり推進協議会を対象に,広地区および広商店街の現状と課題,まちづくり活動の経緯と内容,今後の振興方針などをお聞きしました。
学生たちはこれまでまちづくりの定義や歴史,手法などを講義等で学んできましたが,今回は現場を五感で感じたり,まちづくり活動に直に触れたりすることで,理論と実践の両面からまちづくりに関する理解を深めることができました。なお,広商店街では今後,住民等を対象としたアンケート調査,商店街利用者向けのイベント試行を計画しており,それらにも学生が参加する予定です。
土地利用調査スタート!
聞き取り調査後の広商店街振興組合の皆様との集合写真