7月23日(土曜日),本学広島キャンパスにて「高校生による広島文化プレゼンテーションコンテスト」の発表会を開催しました。この日は12校13チーム約70名が参加し,約180名の聴衆を前に,各チーム3分ずつで広島県内の文化資源の魅力を発表しました。紹介された文化資源は,花田植や田楽などの伝統芸能,野菜や巻き柿,カープうどんなどの食資源,旧陸軍被服支廠などの被爆遺産などさまざまです。
そして,地域文化コース教員3名とフリーアナウンサー?徳永真紀さんによる厳正なる審査の結果,最優秀賞として世羅高校の古川さんらが発表した「本物のカープうどんを求めて」,優秀賞として崇徳高校新聞部の皆さんが発表した「平和資源としての『旧陸軍被服支廠』を守る〜過去?現在?未来の人をつなぐ持続可能な活用法〜」と広島大学附属高校の廣兼さんらが発表した「都市景観から見る広島の魅力」,そして審査員特別賞として湯来南高校の藤原さんが発表した「湯来の巻き柿」が選ばれました。受賞された皆さん,おめでとうございます。
今回のイベントが,「文化の学び」をテーマとした高大接続の機会となるととともに,課題探究学習に取り組む高校(生)同士の相互学習の場になっていれば幸いです。地域文化コースでは来年度以降もこのイベントを開催したいと考えています。来年度も多くの高校(生)の皆様にご参加いただき,本学を基点に「文化の学び」の輪が広がることを期待しています。
最優秀賞 世羅高校の皆さん
優秀賞 崇徳高校(新聞部)の皆さん
優秀賞 広島大学附属高校の皆さん