地域文化コースでは,前身の国際文化学科時代から,国語科と英語科の教員養成に取り組んでいます。その一環として,2023年度は5月から9月にかけて国語科7名,英語科7名,合計14名の4年生が中学校または高等学校で教育実習を行いました。
9月29日(月曜日)には,教育実習を行った15名の4年生と教員免許取得をめざす13名の3年生等,指導教員5名が参加して,教育実習の反省会を開催しました。この反省会で4年生は,教育実習で経験した授業や学校行事,生徒とのかかわりなどを報告し,うまくできて自信をもてたこと,うまくできなくて悔しかったこと,実習先の指導教員からもらったアドバイスなどを話してくれました。また,教育実習を通じて教師の仕事の楽しさや難しさを知り,教師になることへのモチベーションがいっそう高まったという報告もありました。この反省会には,教育実習を来年度以降に控える3年生等も参加し,4年生の報告を熱心に聞いていました。
教育実習を終えた4年生の中には,2024年度教員採用試験に合格した者もいます。地域文化コースでは,国際文化学科時代からの経験と実績を踏まえ,これからも教員養成に取り組んでいきます。国語や英語の教員になりたいという高校生のみなさん,県立広島大学?地域文化コースへの進学もぜひ検討してみてください。