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【国際文化学科?地域文化コース】「人間心理論演習」研究発表会を開催しました

 国際文化学科の専門科目「人間心理学演習」(担当:向居教授,3年生対象科目)では毎年,学生たちが人間の心理に関する研究を行い,第15回授業でその成果を発表しています。
 今年度の研究テーマは「そのいいね本当にいいね?〜『いいね』の数が誹謗中傷コメントに対する行動に及ぼす影響〜」です。学生たちは,ニュースに関する複数の誹謗中傷コメントに付与された「いいね」数を操作することが調査対象者のそのコメントに対する行動(例:「いいね」をつける,コメントを投稿する)にどのような影響するのかという問題について,先行研究レビューにより仮説を立てた後,約180人(有効回答数158)を対象とした実験を行い,結果を分析?考察しました。
 2月7日(月曜日)の第15回授業(オンライン)では,履修学生(3年生)から研究成果が発表されました。そこでは,コメントの種類によって調査対象者の行動が異なることなどが結論として示され,それに対して向居教授や向居研究室で心理学を学ぶ4年生から「興味深い研究テーマだと思った」「調査サンプル数をもう少し増やしたり,調査対象者の属性別分析も行ったりするとよい」「概念や分析視角に関する丁寧な説明が必要」といったコメントがなされました。
研究発表の様子
 地域創生学部地域文化コースでは,日本をはじめ世界各地の文化を学ぶとともに,そうした文化を形成?継承する人間の心の働きについても学ぶことができます。また,人間の心理について学ぶことは中学校や高等学校の教員をめざす学生にも必要かつ有効なものでもあります。
 この授業に関心をもった高校生の皆さん,ぜひ地域文化コースのページをご覧ください。向居教授の模擬授業動画も掲載しています。