本文
放課後等デイサービスぽかぽか所属 作業療法士 阿南美織さん
地域に暮らす障害や困り感を持った子供たちに対して、日常生活で必要なスキル獲得のための支援や様々な体験を提供しています。集団活動や行事の企画、それぞれの子供の目標に対し、個別で支援も行っています。子供たちが楽しく、かつ理解しやすいよう工夫しながら支援に必要な物の準備や作成をします。家や学校への送迎では保護者様や先生と、子供たちの様子を情報共有し、より良い支援に結びつけています。
地域や社会、家での子供たちを近く感じながら生活に密着した課題や困りごとに対して支援を行えること、一人一人の日常生活や人生に寄り添って関われることが魅力です。日々、試行錯誤しながら関わっていますが、上手くいく日もあればいかない日もあって、マニュアル通りにいかない難しさや一人一人の多様さを感じています。その中で子供たちと笑顔でいられる時間や楽しい!好き!できた!を共有できることはとても嬉しいです。
授業での事例検討や実習での患者さんへの関わりを通して、目の前の人の健康や幸せ、人生を大切にしたいなと思うようになりました。その中で一人一人の想いを大切にし、暮らしや環境などにも注目しながら様々な角度で考えていくことの大切さも学びました。今は子供たちの1年後や将来を思い浮かべながら、その子が今もこれからも幸せに、その子らしく生きていけるように寄り添うことを意識して関わっています。
作業療法士としてクライエントに寄り添い共に奮闘している様子が伺え、とても嬉しく思います。
阿南さん、卒業生の声を届けてくれてありがとう!今後、更なる活躍を期待しています!