本文
津森研究室での取り組み
〔取り組みテーマ:尿漏れ防止機構に関する組織学的研究〕
腹圧性尿失禁の発症予防とそのリハビリや治療法開発に貢献するための基礎的な研究を行っています。ヒトでは行うことができない様々な処理を実験動物(ラット)に加えることにより、組織?細胞レベルで形態学的観点から解析します。
〔これまでの研究〕
様々なモデル(経膣分娩?閉経?肥満?加齢)ラットを使用し、特に尿漏れ防止に重要な役割を果たす外尿道括約筋の組織学的特性を明らかにしてきました。研究は基礎医学実験室にて、様々な研究機器(凍結切片作製装置?超薄切片作製装置?蛍光顕微鏡?電子顕微鏡など)を使用しながら実施します。
これまでの研究業績は研究者紹介(津森 登志子)をご覧ください
学部ゼミ
〔過去の卒業研究〕
年度 |
研究テーマ |
2021 |
肥満モデルラットを用いた横隔膜の組織学的解析 |
2019 |
肥満モデルラットを用いた外尿道括約筋の形態学的解析 |
2018 |
膣拡張処理後のラット外尿道括約筋における筋繊維タイプ構成の変化 膣拡張処理後のラット外尿道括約筋における再生筋の出現動態 加齢ラット外尿道括約筋における筋繊維タイプ構成の特徴 |
2017 |
オスラット外尿道括約筋のホルモン支配 ―筋支配ニューロン?骨格筋細胞におけるアンドロゲン受容体の発現― |
2016 |
ラット尿道周囲筋組織の透過型電子顕微鏡による観察 ラット外尿道括約筋の神経支配 |
大学院ゼミ
〔過去の修士論文テーマ〕
年度 |
研究テーマ |
2017 |
助産師学生が習得困難と感じる会陰保護技術とその要因解析 会陰保護時における助産師の視線解析 |