本文
2022年春に看護学科を卒業し,医療現場に巣立っていった卒業生の様子をお知らせします。今回,ご紹介するのは県立広島病院に就職した河野清楓さん(写真:左)です。
<卒業生からの便り>
私はこの春より県立広島病院の救命救急センターHCUにて新人看護師として働いております。HCU内に同期がいないのは少し寂しいですが,病棟全体で私を支えてくださっているので成長しやすい環境に身を置かせていただいているなと痛感します。入職当初は気管切開し声が出しづらくなっている患者さんや意識レベルが低く看護師の声に反応しない患者さんへの接し方が分からず戸惑っていましたが,患者さんに接している先輩方の姿を見学させていただくうちに自分の中で対応方法を確立する事ができ,今では一人で患者対応するときも戸惑うことなく接することができています。一般病棟より重症度の高い患者さんに対応するため,より高い観察能力やアセスメント能力が必要とされる現場にいます。発展的な内容も多いですが,基礎を忘れず看護に従事していきたいです。