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2年次科目「高齢者の健康と看護」で,高齢者疑似体験演習を行いました。
学生は高齢者体験スーツを装着し,感覚機能の低下や移動動作などを体験しました。ものの見え方が変化するためコントラストのある配色がわかりやすいこと,下り坂では恐怖を感じるため手すりや介助者の補助があると安心して歩けることなどを感じたようです。この体験を基に,どのようにしたら高齢者が持てる力を発揮して安全に生活することができるかを考察しました。
その結果学生から,「高齢者の身体状況だけでなく,性格などを考慮しながら,その人の求めている自分の在り方を尊重できるような看護師になりたい」という将来に対する感想が出てきました。