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「認知症について知ろう,考えよう」を,8月20日に開催しました。広島県内外から,9名の高校生が参加してくれました。
前半は,講義で認知症について学んだ後,認知症の人が住みやすい街とは?を考えました。「なるべく今までと変わらない暮らしを送りたい」「認知症について理解してほしい」「自分のことを気にかけてもらえたら」などの声をきかせてくれました(図:オンラインアンケートを用いながら、みんなの意見を共有しました)。
後半は参加者全員で,認知症高齢者を介護する家族や近所の人の立場にたって,自分だったらどうするか?を考えました。オンラインでの意見交換ではありましたが,みんな自分のこととして受け止めながら,「家族だったら,おばあちゃんの変化に戸惑うかもしれない」「うまく介護ができるか心配だけど,できるだけ家で暮らせるようにしてあげたい」「近所の人が声かけできる関係だと安心かもしれない」など様々な意見を出してくれ,とても頼もしく感じました。
また今回は,看護学科4年生もサポート役で参加してくれました。高校生にとっては,受験勉強を乗り越え,希望の進路で頑張っている学生の姿は,これからの受験勉強の励みになったのではないでしょうか。
参加してくれたみなさん,ありがとうございました。