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作業療法学科ファンの皆さん,最近,更新が遅くなってしまっていることをお詫びします。
作業療法学科の中の人です。今日は,卒業研究発表会についてご報告します。
11月17日に作業療法学科の卒業研究発表会が行われました。県立広島大学の作業療法学科では,3年生になると,それぞれゼミに分かれて卒業研究に取り組みます。その集大成がこの卒業研究発表会になります。
遊び心満載の抄録です。でも,ページをめくると,,,中身はひじょーに濃い!!
作業療法は,子どもから高齢者まで,身体から精神まで,そして医療、保健、福祉、教育、職業などの幅広い領域で行われます。くわえて,日本作業療法士協会の定義では,すべての人々の健康と幸福を促進するために作業療法は行われるとされており,障害をお持ちの方はもちろん,それ以外の方も幅広く作業療法の対象となります。そのため,本学の作業療法学科は個性豊かな教員が,それぞれ専門を持ち幅広い分野をカバーしています。
ですから,毎年卒業研究のテーマはバラエティに富んだものになり,興味深い研究にあふれています。毎年,1年生から3年生も発表会に参加するのですが,「1日聴いているだけでとても勉強になる」という感想が聞かれます。(中の人調べ)
今年の卒業研究のキーワードをご紹介したいと思います。
運動イメージ,血糖値,発達障害,平行機能,統合失調症,ソフトウェア,認知機能改善療法,自己効力感,作業遂行,主観的効果,遊び,楽しさ,地域在住高齢者,印象的な作業,生活満足度,大学生,作業経験,活動日記,振り返り,起業,人生観,ナラティブスロープ,自己肯定感,小学生,構造的関連性,AI技術,放課後児童クラブ,支援者ニーズ,価値,参加,楽観主義,作業機能障害,特定的自己急力感,評価,特別支援学校,連携,環境調整,学校教科課題,協働,社会交流の質,振動音響刺激,生理機能,出生順位,性格傾向,粘土細工,鼓膜周辺温,自律神経,リーズニング,ロールプレイ,音楽,記憶再生,ユニットケア,認知症デイケア,若年性認知症,集いの場,コミュニティカフェ
いかがでしょう。幅広いことがお分かりいただけるかと思います。興味深い内容も盛りだくさんではないでしょうか??(笑)
当日は,さすが4年生!!普段のゼミの成果を存分に発揮されており,しっかり練られた内容を,堂々とプレゼンすることができていました。
3年生は来年,2年生,1年生も,自分たちが4年生になったときの目指すべき姿をイメージできたのではないかと思います。
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卒論発表会の看板です | 学科長の西田先生の挨拶から始まります | 大勢の聴講者の前で堂々とした発表です |