三原市失語症友の会「こだま」との交流会ではコミュニケーション障害学科4年生が言語レクリエーションを実施しています。
コミュニケーション障害学科のある三原市には失語症を持つ方とその家族会である「こだま」が活動中です。
本学科は開設当時時から,失語症ボランティアグループ「ひびき」の皆さんと一緒に会の活動をサポートしています。
毎月の交流会では4年生が,集団でのコミュニケーション訓練を想定し,言語を使ったレクリエーションを考え,実践させていただきます。
5月は三原駅前のサン?シープラザにて行われ,担当学生らが語想起(言葉を思い出す)ゲームを考案して準備に取り組んできました。当日は会員とご家族,学生が協力して,ゲームに参加し1日楽しく過ごすことができました。
言語に障害を抱える方が目的をもって外出し,同じ悩みを持った方々と相談や歓談して過ごす機会はとても貴重です。将来,言語聴覚士を目指す学生にとっても交流会にボランティアで参加することで,学習への意欲向上やコミュニケーション能力の育成につながっています。
参加学生の感想
?実際の失語症の方とのコミュニケーションのとり方を学ぶことができ、それが分かってくると更に楽しいと感じられます。
?普段、失語症の方と関わる機会がないので、良い経験になったと思います。