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今回の授業では,妊婦さんやパートナー,家族に対しての出産準備教育の一つである母親学級?両親学級の
実際を学びました。
専攻科学生は,この授業までの課題として,全員で「入院準備と出産の流れと過ごし方」と「沐浴」をテーマに,
母親学級の目的?目標を考え,計画立案しました。
授業では,助産師学生として母親学級?両親学級を行う者,妊婦?パートナー役になって健康教育を受ける者
となって,演習室でデモンストレーションを行いました。
この授業は,「県大へ行こう」の公開授業になっていましたので,参加してくれた県大生看護学科4年生のみな
さんも,妊婦?パートナー役になってくれました。専攻科の教員も妊婦?パートナー役となり,参加しました。
「入院準備と出産の流れと過ごし方」のグループは,「お産の劇」を組み込んで,参加した妊婦やパートナーに
入院やお産の流れをイメージしてもらえるようにと取り組みました。
「沐浴」のグループは,沐浴のデモンストレーションを行った後に,妊婦やパートナーの体験時間を設けて,
出産後の育児をイメージしてもらえるように取り組みました。
デモンストレーション終了後には,自分たちのデモンストレーションが目的?目標を達成できる内容であったか
という視点で,意見交換を行いました。進行役の学生も,参加した学生も活発に意見を出し合い,どうすれば
より良くなるか?ということを考えられるようになっていました。
「県大へ行こう」の参加者の4年生も,さすが4年生です。
専攻科の学生が,助産学にどっぷり漬かりすぎているが故に気づきにくくなっている点を,看護学科4年生は,
妊婦さん目線で,分かりやすかったこと,分かりにくかったことを建設的に意見を出してくれました。
この貴重な意見に,専攻科学生は感謝の気持ちでいっぱいです。
助産実習Ⅲでは,実際に施設や地域の母親学級?両親学級で実践します。
今回の学びを活かして,成長あるのみです。
母親学級「入院の準備」について説明する場面 両親学級 「お家で沐浴する場所」を説明する場面
母親学級「お産の劇」産婦さんの分娩が始まった場面 両親学級 いよいよこれから沐浴体験です。