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今年度の助産実習Ⅰ?Ⅱは,9月23日(水曜日)~12月25日(金曜日)まで行い,無事に終了しました。
実習施設である臨床現場は,欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网の感染対策や施設によっては欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网感染者の受け入れ施設であり対応に追われている忙しい中,助産学専攻科の学生を受け入れてくださったこと,本当に感謝いたします。
そして,出産施設で助産学生を受け入れてくださった妊産婦のみなさま,欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网感染で心休まらない妊娠生活?出産?産後の生活という中,助産学生の受け持ちを引き受けてくださり,ありがとうございました。
今年度は,8月17日(月曜日)からようやく対面での授業?学内実習が始まりました。
そのような中,何とか9月末の臨地実習に漕ぎつけられた状況でした。
助産実習Ⅰでは妊娠期,助産実習Ⅱでは分娩期?産褥期?新生児期の対象者に関わり,対象の状況を助産診断(アセスメント)し,必要な助産計画を立案し,対象者へ支援していきます。
朝,学生は入院している産婦さんの状況を把握し,助産診断や助産計画を立てていきます。産婦さんの分娩は進行中なので,ゆっくりじっくり考えている時間はありません。その時の学生は,時計を見て,「急がなければ???」という顔が垣間見える状況です。
助産診断や助産計画の立案ができたら,その内容を臨床指導者の助産師と調整し,助言をもらって修正していきます。
そして,いざ,産婦さんへご挨拶。
「県立広島大学 助産学専攻科の〇〇です。一緒に頑張りましょう!」等と声をかけ,陣痛発作中(陣痛がある時間)は呼吸法をしたり,陣痛間歇(陣痛のお休みの時間)はリラックスしている産婦さんに寄り添います。
学生は,産婦さんに産痛緩和のためのマッサージをしたり,腰部にホッとパックを当てたりして,産婦さんが安楽に過ごすことができるように支援します。
刻一刻と変わる産婦さんの状況をその都度,アセスメントして,常々助産師さんと相談して,産婦さんの思い描くお産となるように支援していきます。
いよいよ赤ちゃんが生まれる時が近づいたら,産婦さんに分娩室へ移動してもらいます。
学生は,赤ちゃんを迎え入れる準備をするために必要な物品を準備したり,産婦さんのお尻の下に清潔なシーツを敷いていきます。
この世に生まれてくる赤ちゃんを助産師さんと一緒に,取り上げさせていただきます。
助産学生は,赤ちゃんの温かい感触,産声を聞き,「おめでとうございます」の言葉を発することになります。
助産師さんと一緒に,赤ちゃんの健康状態?産婦さんの状態を観察します。
今年度の実習は,ほとんどの場合は日中でしたが,産婦さんの分娩の進行状況によっては夕方以降にも実習を行い,産婦さんに関わっていきます。
今年度も,各実習施設でたくさんの産婦さん?赤ちゃんに出会わせていただきました。
生まれた赤ちゃんが健やかにすくすくと成長していくこと,ご出産されたお母さん?ご家族のみなさまの健康を学生?助産学専攻科教員一同で心からお祈りしています。