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入学してから数か月のオンライン授業について,ご紹介します。
今回は,欧洲杯外围盘口_欧洲杯滚球平台-投注|官网2(2020)年5月~7月に行った助産診断演習Ⅱのオンライン授業です。
助産診断演習Ⅱでは,分娩期の助産技術の知識?技術を習得する科目です。
実習室の分娩台やファントーム(分娩介助を練習するシミュレーター)等の模型,
分娩介助に必要な物品を使って,学生は分娩介助を習得していきます。
学生は,児を安全に娩出させること,産婦の安全?安楽を考えた支援方法を学びます。
例年の場合,入学して約2ヶ月で病院での臨地実習が始まります。
それに備えて,入学してすぐの4月末には,助産学生として
主軸となる分娩期の助産技術の授業が開始します。
ゴールデンウィーク明けのオンライン授業開始前に,助産学生全員に,
滅菌ガウン?滅菌手袋(期限切れの練習用)?分娩介助セット?
布の骨盤模型?胎児模型?胎盤模型の1セットを配布しました。
さらに,教員作成の分娩介助技術の動画DVDを配布しました。
学生には,動画DVDを何度も視聴するようにアナウンスしました。
また,医学系出版社の無料動画配信を活用し,
看護学生時代に学んでいる看護技術の動画も視聴して復習してもらいました。
オンライン授業では,まず分娩セットを清潔に開く?
物品を使いやすいように並べることを実際にやって見せることにしました。
オンライン授業のカメラは,パソコンのwebカメラと
教員のスマホやタブレットを駆使して,全体が見えるようにしたり,
分娩セットを開く手元が見えるようにしたりしました。
その後,学生には各自で練習を繰り返してもらいました。
担当教員が,分娩介助技術の動画を5つの場面に区切り,
学生は3~4名の3グループに分かれて,
(1)分娩介助技術の根拠を調べる。
(2)動画場面の良かったところとより良くするところを考える。
(3)調べたり考えたりしたことをまとめる(発表資料にする)。
という課題学習を行いました。
学生の発表では,学生が動画教材を何度も繰り返してみて学んだこと,
根拠を基に行う実践の重要性に気づくことができていました。
8月中旬からの対面での演習開始時にも,この学びを活かして実践していくことになりました。
学内での演習内容は,今後,ご紹介していきます。