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経営学科の橋上准教授が中小企業の監査制度に関する本を執筆しました。
中小企業は日本の株式会社の99.7%を占めるといわれ,特に地方では中小企業が地域経済の浮沈を握るといわれています。こうした中,近年,公認会計士による監査が中小企業にも導入できるようになりました。これにより,中小企業が金融機関から融資を受けやすくなることも期待されています。
このことについて,橋上准教授を含む日本監査研究学会の7名の研究者が2年にわたって取り組んだ研究の成果をとりまとめ,『中小企業の会計監査制度の探求』を著しました(浦崎直浩(近畿大学教授)編著,橋上准教授は第3章と第4章を執筆)。これまで研究蓄積の乏しかった中小企業の監査制度を取り上げた本で,経営現場でも活用できる最新かつ貴重な内容を含んでいます。
本学学生はもとより,中小企業の経営者や経理担当者の皆さんにもご高読いただき,少しでも経営改善の参考にしていただければ幸いです。
<出版社の紹介ページ>
http://www.dobunkan.co.jp/books/detail/002865
(文責:和田)