平成28年9月10日,会計学を専門とする経営学科足立ゼミの3年生が,福岡県の九州産業大学との研究交流会に参加し,ゼミでの研究成果の発表を行いました。
今年度の足立ゼミでは,「飲食店の経営においてどのような会計データがどのように活用されているか」をテーマとして,それにかかわる文献を読んだり,実際に飲食店の経営をされている方にインタビューをしたりしてきました。今回の研究交流会では,そのプロジェクトの中間報告を行いました。
交流した九州産業大学のゼミは,広告論や人的資源管理など,会計とは異なる分野を専門とするゼミでした。そのため,発表後の質疑応答の時間には,「会計はなぜ経営に必要なのか?」といったそもそも論など,普段大学の研究室で行っているゼミとは異なった新たな視点からの議論を行うことができました。その一方では,九州産業大学の皆さんからは「堅いイメージのあった会計が思いのほか面白かった」といったコメントなどもいただき,大変充実した発表会となりました。
足立ゼミでは例年,3回程度他大学との研究交流会を行っており,今回の九州産業大学との交流会はその1回目でした。現在は,この交流会でいただいたコメントを参考に,11月に開催される別の大学との研究交流会での発表に向けて準備を進めています。
研究成果を発表する足立ゼミの学生