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本学が取り組んでいる大学教育再生プログラムの一環として,学生の行動型学修を促すことを目的に,2018年7月19日(木曜日)に授業「情報システム論」(2年?前期),「プログラミング演習」(2年?前期)の課外授業として株式会社NTTデータ中国を見学してきました。まず初めに待ち構えていたのは,厳しいセキュリティチェックです.持っていたUSBメモリの持込を禁止されるなど,情報漏洩等の防止の対策を,身をもって体験しました.
第一部として,NTTデータ中国の企業概要,現在AI事業として取り組んでいるRPA(Robotic Process Automation)について,本学OGの社員の方から説明を受けました.第二部は,システムエンジニアの仕事の内容を実在するシステムを利用して説明してもらったのち,データセンターの見学を行いました.すべての部屋,区画等においてICカードや鍵がないと入れないなど,何重もの入室チェックがなされていました.また,データセンターに至っては24時間365日稼働可能なサービスを提供するため,無停電装置や空調管理,24時間人による監視を行っている現場を見ることができ,安心,安全なシステム提供をするための運用方法を垣間見ることができました.
システム開発は与えられたことを実現するのではなく,利用者の要望を聞き出しその実現に向けて検討を何度も重ねていくことであり,利用者にとってはシステムを提供してからが本番であることを知り,自分たちの身近なシステムがどのように作られ,どのように運用されているのかを学修することができました.大学では体験できない学修をしたことで,今後どのように学修姿勢が変化していくのか楽しみです.
システムエンジニアとは何かを勉強中
真剣に聞いています
データセンターへ見学.ここから先は撮影NG