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[経営情報学科]国際会議IEEE SMC2016で市村研究室卒業生が表彰されました

印刷用ページを表示する 2016年11月14日更新

[経営情報学科]国際会議IEEE SMC2016で市村研究室卒業生が表彰されました

 IEEE(アイトリプルイー)とは,Institute of Electrical and Electronics Engineersの略称で,世界最大の電気電子専門家組織です。この学会には,39のソサイエティがあり,専門分野で活動する研究者によって構成されています。SMC(Systems, Man, and Cybernetics) ソサイエティは,古くからあるIEEE ソサイエティの一つです。
 IEEE SMC ソサイエティは,年に一度,会員だけでなく世界中の研究者が集まった国際会議を開催しています。2016年は,10月9日から12日までハンガリー,ブタペスト市で国際会議IEEE SMC2016が開催されました。
 IEEE SMC2016に本学経営情報学部 経営情報学科 市村 匠 教授は,本学大学院総合学術研究科 経営情報学専攻(現 情報マネジメント専攻)卒業生の鎌田 真 氏(2014年3月卒業)と共に,学術論文「An Adaptive Learning Method of Restricted Boltzmann Machine by Neuron Generation and Annihilation Algorithm」を発表しました.この論文は人工知能のアルゴリズムに関する研究で,与えられる入力信号の状態に応じて,人工知能のアルゴリズム(ネットワーク構造)自体を自己組織的に変化させ,分類精度を向上させる手法です。
 本論文に対し,学生論文表彰を受けました。この表彰は,優秀な学術論文に対し表彰されるもので,本論文は採択された論文が900通近くある中で,上位1%に位置付けられました。鎌田氏は現在,広島市立大学大学院情報科学研究科博士課程に在籍しておりますが,本学卒業後も,指導教員と共同研究を続け,権威ある学会で表彰されました。
 なお,市村教授と鎌田氏は,これらの研究成果を広島県内の企業や公共団体と共に,IoTや人工知能を使用した共同研究プロジェクトを複数実施し,人工知能による県内関連分野の高度化技術の活用を促進しています。
表彰状
表彰状
受賞の様子
受賞の様子