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6月28日(水)に大学院情報マネジメント専攻の教員研究発表会を開催しました。今回は地域創生学部地域創生学科講師の加納慶太先生より,「デジタル社会に求められる職業会計士の役割?能力と今後の会計教育」のタイトルで報告していただきました。
講演では,デジタル技術が会計業務に導入されることによる業務プロセスの変化に着目し,まず中小企業におけるクラウド会計導入プロセスの事例研究の結果について報告されました。次に,会計事務所におけるクラウド会計採用の要因と影響に関するケーススタディの結果について報告されました。さらに,クラウド会計を利用した会計教育についての考察として,高校で実施したクラウド会計を用いた会計の授業とその後のインタビュー調査の結果について報告がありました。最後にまとめとして,研究の今後の方向性が示されました。
当日は,zoom配信を行い広島キャンパス,三原キャンパス,庄原キャンパスにある他専攻の学生も受講できる環境を整えました。専攻同士の交流を今後広げてていく予定です。