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8月6日から8月9日まで熊本城ホールで開催された画像の認識?理解シンポジウム(MIRU2024)に参加し、ポスター発表を行いました。
私は、ニューラルネットワークモデルを用いた人物の行動認識についての研究に取り組んでおり、本研究ではSlowFastモデルを用いて転倒行動の認識を試みました。発表は最終日だったため、2日目と3日目は他学生のポスター発表を聞き、相手の反応に応じて説明する内容に変化を加えたり、デモ映像を見せることで視覚的にわかりやすくしたりと、様々なことを学ばせていただきました。
初めての学会参加ということもあり緊張していましたが、ポスター発表は相手とのコミュニケーションであるということを意識しました。発表を聞いてくださった学生や企業の方々から質問や意見をいただくことで、自らの足りない部分を認識することができました。ポスターの内容は同じですが、発表の回を重ねるごとに伝える内容がより相手を意識したものへと変わっていったことを実感し、参加者の反応を次の発表へと活かすことができたことは、良い経験となりました。
今回の学会参加によって、発表経験のみならず、参加者との交流や研究分野の情報収集、関連知識を深めることなど、多くを得ることができました。今後はこの経験を活かし、より一層研究に精進します。