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7月3日〜7月5日に台湾?台中の東海大学で開催された、国際会議The 18-th International Conference on Innovative Mobile and Internet Services in Ubiquitous Computing(IMIS-2024)にて発表を行いました。
IMIS-2024は通信ネットーワークをはじめとした情報学に関する最新の研究成果が発表される会議で、今回私は、研究室のメンバーとともに4名で参加してきました。
私は、自然災害の影響によって通信障害が発生しても、迅速に被災情報を災害対策本部等で収集するためのネットワークシステムの開発について研究を行っています。具体的には、端末間のすれ違い通信(DTN:Delay/Disruption Tolerant Networking)の技術を利用し、継続モニタリングが必要な被災者のバイタルデータなどの健康情報を、少ない遅れ時間で監視できる通信手法の開発をしています。
今回の国際会議では、研究成果について発表し、他の研究者の方々から意見をいただきました。
また、幅広い分野の発表を聞き、最新の研究内容に関する知見を得ることができました。
私が国際会議に参加したのは昨年の11月に続いて2回目であったこともあり、前回よりは落ち着いて発表?質疑応答ができ、自分自身の成長を感じました。
また、多くの研究者の方々と交流を行い、研究だけでなく、英語でのコミュニケーションを経験することで、さらに多くの人々と交流したいというモチベーションを高めることができました。
今後はこの経験を活かして修士論文発表会に向けてより一層研究に従事したいと考えています。