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2024年6月5日(水)に,コンコルディア大学(モントリオール,カナダ)のKhorasani先生をお招きして,学術講演会(題目:「Sustainable Aerospace Through Electrification of Aircraft Systems – Aerospace Electric +」)を行いました。
2060年までに脱炭素(カーボンニュートラル)を達成する取り組みとして,航空宇宙に関する技術革新の話を聞くことができました。カナダやヨーロッパでは,盛んに航空宇宙の電気化が進んでおり,2名乗りの航空機などが実際に開発されているとの紹介がありました。今後さらに学術的研究と企業研究が共に行われ,2040年には150名の搭乗者が可能な技術へと発展を目指す研究が進められるそうです。
聴講した学生に対し,「様々な問題を解決しないと実現は不可能であるが,現実に電気をエネルギー源とした航空機等は存在し,発展していきます。これから皆さんのアイディアを生かすことで様々な分野で活躍してほしい」とエールをいただきました。
SF漫画で見ていた形状の航空機等に搭乗することができる現実が近づいていることに夢を感じ,とても面白い講演会でした。