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今回の第14回と第15回は,特別講義です。
第14回は,ソウル市立大学の李春雨教授による,「韓国の社会経済的変化とイノベーション」についての講義でした。
1997年韓国経済危機(IMF危機)以後2013年現在まで,韓国の社会経済は急激な変化と革新の過程を経験しました。本講義では,韓国における主な社会経済的変化と革新について,歴史的な観点から発展の経緯を振り返るとともに,"Dynamic Koria"をキーワードにIT革新や創意?革新経営,国民性や社会問題など韓国の現状についてお話しいただきました。
講師 | 講義風景1 |
講義風景2 | 講義風景3 |
第15回は,立命館アジア太平洋大学の鈴木勘一郎教授による「グローバル時代の経営戦略とリーダーシップ」についての講義でした。
グローバルな環境変化の下で,現代の日本企業は「ものづくり」から「価値づくり」へと大きな経営戦略の方向転換を迫られています。本講義では,国際戦略の現状,国際派中堅企業の成長戦略,グローバルリーダーシップなどの研究調査の結果をベースに,自己マネジメント力,関係創造力,多様性を理解し環境変化に適応する力,トライ&エラーから学ぶマインドセットなど,グローバル時代における組織と個人がグローバル化の課題に向き合う数々の方法を学びました。
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8日目受講後のアンケートの中から,受講者の声を紹介します。
第14回について,「韓国のダイナミックな変化と歴史は,とても興味深く,刺激的だった。」,「韓国における様々な問題や現状を知ったので,今回の講義をきっかけに調べてみようと思った。」,「同時通訳が非常に良かった。生の韓国の力に触れることができた気がした。」など,今回,同時通訳で進む講義が新鮮であり,韓国の歴史と現在の社会性に関する情報に満足した受講生が多かったです。
第15回について,「今回学んだ試練をいかに乗り越え学ぶかについて,今後実践したい。」,「業務や生活のうえで役立つ言葉が多くあり,名言の多い講義だと感じた。」,「講義の最後に人生の教訓も頂けて,大変勉強になった。」といった,講義内容が受講生の各々の気づきや今後の意欲へ繋がったという声が多く寄せられました。
今回が,最終回のレポートです。ありがとうございました。
本講座の様子と受講者インタビューを,動画で紹介しています。
詳しくはこちらをご覧ください。 → 「大学連携特別講座」(企業経営とイノベーション) 受講者インタビュー