【人間文化学専攻】人間文化学専攻大学院生が優秀研究発表賞を受賞しました
2021年10月2-3日に開催された日本家政学会中国?四国支部大会において,人間文化学専攻 1年生 渡壁奈央さんの発表?加熱野菜の保存?再加熱時の調味液の浸透とテクスチャー変化?が優秀研究発表賞に選ばれました。
この賞は,家政学に関する研究の活性化や人材育成を目的に設けられており,大会の全演題の中から優秀な研究発表に対して授与されるものです。
渡壁さんは,複数の野菜(大根,人参,じゃがいも,茄子)を試料として,加熱後の保存,再加熱が調味料(塩,砂糖)の浸透とテクスチャーの変化に及ぼす影響について検討を行いました。その結果,調味液(塩,砂糖)の浸透やテクスチャーの変化は野菜によってその程度が異なり,野菜特有の構造の影響を受けることを明らかにしました。
以下,渡壁さんの受賞コメントです。
「受賞を大変嬉しく思っています。野菜の嗜好特性の変化が加熱時だけでなく,保存,再加熱時にも生じていること,調味料の有無が加熱野菜のテクスチャー変化に影響を与えることを明らかとし,発表を行いました。普段食べている加熱野菜のおいしさについて実験を行い,科学的に考える日々は,とても楽しく充実しています。これからも研究に励みたいと思います。」
今後,更に研究に励まれることを期待します。